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iPhone 2.2 脱獄用のマニュアル

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以前にも一度書いたことがあるネタですがわかりにくいといわれたのでもう一度チャレンジ。くどいほどステップバイステップで説明していきます。脱獄は比較的簡単ですが、気をつけるに超したことはありません。何をするにも以下の説明をよく読んでから実行してください。 まず脱獄の流れを大まかに説明します。段階は大きく分けて4つあり以下のようになっています。 1)iPhoneのバックアップをとり、現状設定の保管をする。 2)素のまま(Appleから配布されたクリーンな状態)のファームウェアをPwnage Toolを使い脱獄されたファームウェアに改造する。 3)その改造されたファームウェアをiTunesのリストア機能を使い、iPhoneにインストールする。 4)1でとったバックアップからiPhoneを元の状態に復元する。 と、理屈は非常に簡単。必要なツール、Pwnage Toolをダウロードして始めましょう。 Pwnage Tool 2.2.1 from iClarified やり方は以下の通り。 1)まずなによりも先にiTunesを開いて『iTunes』→『環境設定』→『デバイス』の項目に行き、『iPhoneおよびiPodの自動同期を無効にする』のチェックを入れてください。勝手に同期されると色々面倒なので。 2)次、iPhoneのバックアップをとる。iPhoneをパソコンに繋ぎ、左の欄に現れたiPhoneを右クリック→バックアップ。これを忘れるとすべての設定(アドレスブックのコンタクト、Safariのブックマーク、写真、無線LAN設定等)を失ってしまうので、絶対バックアップするのは忘れないでください。どうでもいい人は3に進んでください。ちなみにiPodの中身(音楽やムービー)はバックアップの対象に入りません。 2.5)バックアップは大切なので、ちゃんととれたかどうかを確認してください。方法は『iTunes』→『環境設定』→『デバイス』→デバイスのバックアップ。今日の日付がついている項目があればOKです。一応間違いがないように写真も載せておきます。 e38387e38390e382a4e382b9-11 これで脱獄する準備は整いました。 3)次はPwnage Toolを開いてください。iPhoneはつながったままで結構です。iTunesは開いていても閉じていてもかまいません。Pwnage Toolを開くと以下のような画面が出てきます。 6663-500 OKを押すと『Check for update on startup?』と聞かれます。起動時にアップデートの確認をとりますか?という意味なので、YesでもNoでも好きなほうを選んでください。 次。三つのデバイスの中から自分のデバイスを選びます。選ぶと以下のように緑色のチェックが入ります。 6665-500

ここで大切な一口メモ。

3Gをお持ちの方は左上のExpert Modeを選んでください。

6664

Simple ModeだとErrorが出る現象が報告されているので、Expert Modeで進めることを絶対に忘れないでください。2Gをお持ちの方はSimple Modeで結構です。

 

4)次のボタンを押すと、Pwnage Toolがパソコン内に保存されているファームウェアを検索します。ない場合は自分のiPhoneにあった(3G版か初期版)ファームウェアをどこかからダウンロードしなければなりません。Pwnage Toolが勝手にググってネットら引っ張ってこようとしますが、探すの面倒なので用意しておきました:

3Gを使ってる人は:iPhone 3G Firmware from iClarified 初期iPhoneを使ってる人は:iPhone 2G Frimware from iClarified

ファームウェアがなかった人はいったんPwnage Toolを閉じてこの段階まで戻ってきてください。また2.xxからずっとアップデートしてきた人は三つくらい選択肢があると思います(2.01, 2.1と2.2で三つ)。 9634-500 2.2(または5G77)以外は無視してください。要するに古いファームウェアもここで脱獄できるってわけです。 Simple Modeを使っている(初期型のiPhoneを脱獄している)人はこの段階でフェームウェアの改造が始まります。3Gを使っている人は次の画面に出くわすはずです: 6669-500 『General』を選んで次を押し『Activate the phone』に入ってるチェックを外します。(報告されていたエラーはこれで回避することができます) ここからはオプショナルです。脱獄されたiPhoneのブート画面はデフォルトでかじられたパイナップルの画像になってますがそれがいやな人はここで変更することができます。 6677-500 自分のカスタムの画像を読み込ませることも可能です。画像のルールはRGBかグレースケール、アルファチャンネル有りで、大きさは320×480以下。デフォルトのアップルのロゴがいい人は、チェックを外した状態にしておくだけでOK。

6679-500

画像を変更したら戻る簿ボタンを押して『Build』をクリックし次を押すとビルドが始まります。 6681-500 ビルドの途中、パスワードを聞かれるので入力。 6682-50010分くらいで終わるはずです。以下のメッセージが出るのを待ってください: 6683-500 ここは取りあえずNoと押すのが無難なので、以前から脱獄されたファームウェアを使っていてもNoと押しておいてください。 これで改造されたフェームウェアのできあがりです。うまくいきましたでしょうか?次はこのファームウェアをiPhoneにインストールする最後のステップです。ファームウェアの作成がが終わるとDFU Modeと呼ばれるリカバリーモードに入る準備期間が与えられます。 6684-500こんな感じの画面です。ここでいったんiPhoneの電源をパソコンにつながったまま消してください。電源が落ちるとすぐにカウントダウンが始まります。失敗してもご心配なく。何度チャレンジしても問題はないのでゆっくり慎重にDFU Modeに入れてやってください。DFU Modeの起動法は以下の通り:

電源が落ちた状態で、上の電源ボタンとホームボタンを10秒間押す。

10秒経ったら電源ボタンを放し、ホームボタンをもう10秒間押し続ける。

成功するとiTunesがリカバリーモードのiPhoneを発見したと報告します。Alt/Optionを押しながらリカバーを押し、さっきカスタマイズしたフェームウェアを選択するとインストールが始まります。インストールが終わったら1でとったバックアップからiPhoneの設定を復元して終わりです。 注意! 2008年型のマック(新型マックブック)ではDFU Modeに入れないバグが報告されています。 All image credits go to iClarified. If you understand English, please visit their site. It’s full of useful information and their tutorials are much more in depth and caring than mine. Also, install their repository through Cydia once your jailbreak went through! お疲れです。

Written by munisix

2008年 11月 29日 @ 6:43 pm

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